こんにちは。モアイです。
前回、個人的な映画の楽しみ方を紹介させて頂いたのですが、文字数の関係上作品までは紹介ができませんでした。
今回は、具体的な映画作品を紹介していこうと思います！
Twitterアンケートにご協力ありがとうございました！
ということで、ズバリ「オススメの是非を問わず好きな映画作品」を一挙紹介していきます！
▼これぞ王道！ オススメできます！
全世界が認める傑作映画 4選
まずは軽いジョブ程度に、オススメできる超王道映画から紹介していきます。
私は持論がありまして、それは「有名なものは、皆好きだからこそ有名たり得ている」というもの。
私もあります。超人気なものを履修する時の「ミーハーって思われたら嫌だな」感。でも、見てみたら結局おもしろいんですよ。本当は逆なんですけどね。おもしろいからこそ人気になる。
では紹介していきます！
『タワーリングインフェルノ』1974年
監督 ジョン・ギラーミン
ジャンル:アクション/ドラマ
オススメ度 ★★★★★
アメリカ・サンフランシスコに建設された138階建超高層ビル、グラス・タワー。その落成式に300名の来賓が招かれ、ビルの最上階でパーティーが開かれる。
ビルは街の新たなシンボルに相応しく、外から見ても煌びやかな建物だった。しかし、パーティーが始まって間もなく、ビルの設計者・ロバーツのもとへ電気系統の異常が報告される。確認に向かったロバーツが目にしたのは、自分の設計とは大きく異なる、ビル建設の責任者・ロジャーが予算を出し惜しんだことによる手抜き工事の跡だった。
いわゆる、ビル火災を題材にしたパニック映画です。物語はザ・王道で、難解なストーリーラインでもなければ、大どんでん返し等もありません。じゃあ、何がそんなに良いのか。
とにかく、登場人物がカッコいい！です。原因は人災とはいえ、ビル内にいる人たちは、生きるか死ぬかの瀬戸際にいるのは変わらない。そんな中で、自分のできることなら何でもする、全員生きて外に出る。皆ポジティブで、一つの目的のために一丸となって動いているんです。(悪役ももちろんいるんですけど)
パニック映画なんですが、見ていて心がとても穏やかになる映画です。人に優しくするのも悪くないなぁと思えます。情けは人のためならず、ですね。
『グリーンマイル』1999年
監督 フランク・ダラボン
ジャンル:ドラマ
オススメ度★★★★★
アメリカにある死刑囚収容する監房。そこに、死刑囚・ジョンが移管される。背が高く、大柄で、罪状は双子の少女の強姦殺人。誰もがジョンを警戒する中、ジョンはその風体に似合わず、とても心優しい男だった。
そんなジョンと接する内、看守・ポールはジョンの罪状に疑問を抱くようになる。
スティーヴン・キング原作の、言わずと知れた名作です。180分とかなり長丁場な作品ですが、長時間も全く気にならないくらい話に没頭できます。
ジョンとは一体何者なのか、ジョンと接することで看守たちは何を思うのか。
人を見た目で判断するのは良くないですが、何が本当かは、信頼で変わる。正しく生きることについて考えさせられる映画だと思います。当然その“正しさ”は千差万別ですが、自分の人生、自分が正しく誇れるような生き方をしたいですね。
『ガタカ』1997年
監督 アンドリュー・ニコル
ジャンル:SF/ロマンス
オススメ度★★★★★
舞台は未来。人工授精や遺伝子操作により、優れた能力や外見を備えた「適正者」が多く存在していた。「適正者」は、そうでない通常の妊娠で生まれた「不適正者」より優遇され、受けられる教育や、職業までも格差があった。
両親の意向により「不適正者」として生まれたヴィンセントは、宇宙飛行士になるという夢を持つ。しかし、宇宙飛行士は「適正者」にのみ許された職業で、ヴィンセント自身も「適正者」との間にある遺伝子レベルでの格差に打ちのめされる。
しかし夢を諦めきれなかったヴィンセントは、違法と知りながら、事故により選手生命を絶たれた「適正者」の元水泳選手・ジェロームになりすまし、宇宙局「ガタカ」の局員となる。
もし、遺伝子で将来の全てが決められる時代に、生まれてくる子どもを理想通りにデザインできたら。そんな未来で起こる人々の苦悩を描いた作品です。
「不適正者」と呼ばれるヴィンセントもそうですが、「適正者」であるジェロームもその立場に悩み、生きていて、他者から見て悩みがないように見えたとしても、実際は分からないものだとよく分かる映画です。
誰しもが自分の人生を生きていれば、悩みが生まれる。それが他者から見た時に幸せな悩みに見えたり、小さな悩みに見えたりしても、当人にとっては重要な悩みかもしれない。
遺伝子の優劣は、人間の構造物として重要なものかもしれませんが、その人を構築するのは経験だと思っています。でもその経験も、与られるような立場にいなければ得られない。他者を気遣う心も、他者から気遣ってもらったことに気づいて初めて生まれるんだと、私は思います。
遺伝子は、これの一体どこまで作用しているんでしょう。
ジャンルにロマンスってあったんですが、そうでしたっけ？？？
『トレマーズ』1990年
監督 ロン・アンダーウッド
ジャンル:ホラー/SF
オススメ度★★★★☆
アメリカのとある田舎町。便利屋を営むバルとアールは、貧乏生活に耐えきれず、隣町へ移り住むことを決意する。その道中、鉄塔の上で町民が亡くなっている姿を発見した2人は、不可解に思いながらも遺体を町に持ち帰る。再び隣町へ出発する2人だが、今度は羊飼いと羊たちの遺体を発見する。とうとう危険を察知した2人は、町に異変を知らせ、隣町へ助けを呼びに向かうも、隣町への唯一の道は土砂崩れで塞がっており、町民たちは町に閉じ込められてしまう。
あらすじを読んでも、何となく展開の読めそうなモンスター・パニックものだなという印象だと思うのですが、この映画は私の中では、モンスター・パニック映画堂々の第1位です。
映画を好きになる基準としては、いかに不愉快指数が低いかが重要だと思ってるのですが、この映画は不愉快なシーンが(覚えている限り)ないんです。どういうシーンに普段不愉快だと感じているのか、それまでは無意識だったのですが、この映画を見た時に気付かされたのが、例えば下品なジョーク。映画を見てるとありがちなので気づいてなかったのですが、この映画のジョークは誰も傷付けず、シャレも効いていて、面白い。もうそのシーンだけで「この映画は好き」だと感じたくらい感動しました。
それだけじゃなく、飽きさせない展開、個性豊かな登場人物、映画音楽までもが「こういうシーンの時はこういう音楽聴きたいよね」を全て叶えてくれて、目も耳も心も楽しい映画です。
ホラーといっても、これはモンスター・パニックと呼ばれるジャンルになると思います。モンスターの造形が少しエグいので、そこが人を選ぶかなという気持ちで★-1にしたのですが、個人的にはもちろん★5つです。
上記の映画で、しっとりなのはちょっと……と感じてしまった人でも、ドンパチ楽しい映画が好き！ならこれをオススメします。
オススメの是非は問わず、ということでオススメ〜もうちょっとオススメできないやつ〜全然オススメしないような映画もたくさん紹介しようと思っていたのですが、ここまでで文字数がありすぎるので打ち切ります。
ジャンル別オススメホラー映画や、ジャンル別オススメ(ホラーじゃない)映画にも投票ありがとうございました！ (その他もありましたが、その他は個別「こんな感じの映画ある？」を想定してました。投票ありがとうございました！)
何だかんがで好きな映画からオススメできるやつを選んだら、そこも若干カバーできてる？と思ったり思ったり。紹介って文字数が必要なんだなと学びました。
全然紹介しきれなかったので、また巡り巡ってくるまで息をしていたら、次は「オススメ度は下がるけど好きな映画」について書こうかなと思います。
皆さんもオススメ映画あればぜひ、教えてくださいね！
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